化粧品大手の資生堂や花王に次ぐ、最大手のコーセーは就活生や転職者にも人気が高いですね。
2017年では業績が日本では第3位でした(1位は花王、2位は資生堂)
一般に公開されている平均年収は835万円(平均年齢42.8歳)で、花王や資生堂よりも50~100万円ほど平均年収が高いです。
有価証券報告の平均年収
花王
資生堂
コーセー
一般的な平均年収は役員や管理職なども含んでしまい、あまり参考にはなりません。
では実際に化粧品では2位に値するコーセーは実際にいくら年収をもらえているのか?
残業時間も踏まえて、実際に口コミをまとめてきました。
コーセー美容部員の実際の年収は?
実際に働いている美容部員からは下記のような声が寄せられています。
【契約社員の場合】
・年収は約200万円。月収は20万以下。
・ボーナスは1回1ヶ月程度。
・初めの1年は契約社員だが、2年目以降、正社員登用の機会がある。
・月収は入社7年目まで毎年昇給するが、昇給額が低く入社したてと毎月の手取りが1万円ほどしか変わらない。
・売上を上げればボーナスの査定に反映されるが、あまり実力重視という社風ではないためほぼ全員大差ない評価になっている。
・評価が厳しくなかなかボーナスが上がらない。
・美容部員からキャリアアップし教育職に就く人もいるが、狭き門。
コーセー美容部員の残業時間や残業代などのワークライフバランスは?
・研修がしっかりしていて、美容に関して基礎からしっかりと学べる。
・女性が多いため働きやすく、産休・育休の取得実績もある。
・年間休日が多く、福利厚生も整っているため働きやすい。
・月1回の会議があり、他の店舗スタッフとも交流がある。
・シフト制で不定休だが、有給は取りやすくしっかりしている。
・遠方へ応援に行くことがあったり、セールとの兼ね合いなどで休み希望が通らないこともある。
・土日の休みはたまには出せるが、基本的には平日が休みとなる。
・長期の有給は良い顔をされないこともある。
・百貨店の店舗なら早い時間に帰れて残業時間もほとんどない。
●まとめ
大企業のコーセーでは、やはり研修制度や福利厚生が充実しています。
しかし業務の性質上、土日休みやセール期間の休みの取りにくいといったデメリットがありますね。
そのようなデメリットもあるなか、全体的な休みの取りやすさや残業の少なさ、産休・育休など各種制度の充実ぶりに対する一定の評価がみられ、ワークライフバランスについては満足している声が多く寄せられていました。
その反面、収入面に関しては初めから月給が低めなことや、昇給の幅が少ないこと、売り上げがボーナスに反映されにくくボーナスアップも望みにくいことから、収入面で限界を感じ、長く仕事を続けることが難しい人も多いようです。