
ESの通過率が低いと精神的、肉体的にも辛いですよね。
- ESの通過率が低い
- ESを提出したが、お祈りメールすら来なかった
- ESが通らなかったが、理由が分からなくて改善が出来ない
学業に就職活動、人によっては就活の資金繰りでバイトもしなければならないでしょう。
多忙な中で時間を作って作成したESでも、企業側の基準に達していなければ落とされてしまいます。
このような悩みを解決するために、当記事では通過率が低いESを3日で改善する方法を紹介します。
まずはデータを基に、自分のESがどれくらい悪いか見てみましょう。
ESの改善が必要?ESの通過率と企業の競争率から分かるダメなES

大手企業や中小企業を含めた全体的なESの平均通過率は50%前後です。
また、2019に就活生の平均ES提出数は26社です。
参考サイト: https://shukatsu-mirai.com/archives/77210
参考サイト: https://careerpark.jp/7747
平均通りの26社に提出した場合、ESの平均通過率は50%なので13社より多く通過していたら特に問題はないと言えます。
もし、ESの平均通過率が50%を下回っているのであれば下記の3点の要因が考えられます。
- 大手企業にのみES提出を絞っている
- そもそも提出数が少ない
- ESの内容に問題がある
それぞれの説明をします。
大手企業のみES提出を絞っている
大手企業は競争倍率も高いので、大手企業にのみESを絞っていたらES通過率も低くなります。
応募した企業のES通過率を平均して出したES通過率より、ES通過率が低かったらESの改善が必要です。
- ES提出数 30
- ES通過数 6
- ES通過率 20%
- 応募した企業の平均ES通過率 15%
- ES提出数 30
- ES通過数 3
- ES通過率 10%
- 応募した企業の平均ES通過率 15%
そもそも提出数が少ない
ESを10社しか提出していない場合、ES通過率50%になる数は5社になります。
そのため、ESを1社落とすだけでES通過率は10%も下がります。
ESの提出数が少ないのが原因であればESの提出数を増やしてみましょう。
ESの内容に問題がある
ES通過率が90%超えの企業だったとしても内容に問題があれば落ちます。
ES通過率が平均である50%超え企業のESに落ちた場合、内容に問題があるかもしれません。
しかし、企業から問題点を指摘されることがないので、自分で問題解決をしていく必要があります。
通らないESはどこが悪い?カンタンにチェック出来る添削方法

ESの通過率を上げるためには、自分のESをチェックして悪いところを改善する必要があります。
下記にチェックすべき項目をまとめましたので、自分でチェック項目に沿って確認してみましょう。
1.誤字脱字・読みづらさ
誤字脱字や句読点などがなく読みづらい文章は改善が必要です。
対策は以下の2点です。
- 紙に印刷して読んでみる
- 声に出して面接のように話してみる
普段と違った感覚でチェックしてみると気づく事が出来る場合があります。
2.ガクチカ
改善が必要なガクチカの原因は以下の2点が考えられます。
- 話の順番がバラバラで読みづらい
- 結論やエピソードが弱くて読む気になれない
目を引く独自の結論から書き、エピソード、学んだ事と繋げてみましょう。
また、提出する企業のメリットとなるようなエピソードにすると興味を持って読んでもらう事が出来ます。
3.自己PR
改善が必要な自己PRの原因は以下の2点が考えられます。
- 企業の求める能力や長所ではない
- 経験から掘り下げていない
自分の経験からくる長所や能力の中から、ESを提出する企業に適した能力や長所を自己PRにしましょう。
4.志望動機
改善が必要な志望動機の原因は以下の2点が考えられます。
- 企業の掘り下げが出来ていない
- 「〜がしたい」など、自分の希望ばかりの志望動機になっている
提出する企業に対して掘り下げ、自分が企業内でどのように役に立てるかを志望動機にしましょう。
5.一貫性
ES全体を通して矛盾をつくらないようにしましょう。
矛盾があると評価や信頼が落ちてしまいます。
特に志望動機と自己PR、ガクチカの3つは矛盾が生まれやすいので気をつけて下さい。
矛盾の例
- 自己PRで慎重な性格を長所と書いていたのに、ガクチカに慎重な性格で反省したエピソードを書いている。
- 長所を慎重と書いているのに、誤字脱字がある
矛盾になりそうな長所や能力をメモなどに書き、視界に入れながら全体を読むと気づく事が出来る場合があります。
しかし、自分で書いて何度も見直しをしたものは、何回も見たという固定概念が邪魔をしてきます。
そのため、誤字脱字や矛盾に気づきにくいです。
初めて読む人は新鮮な気持ちで読むので、自分が気づかなかった発見をしてくれます。
自分でチェックするのも大切ですが、親や友人に頼んで見直してもらいましょう。
その際、以下の3点を意識して読んでもらいましょう。
- 誤字脱字、読みづらさはないか
- ガクチカ、自己PRは魅力的に感じるか
- 志望動機とガクチカ、自己PRに矛盾はないか
ここまでは誰でも簡単に見れて、客観的に見てくれるESの改善方法になります。
受かったESを見てみる!良いESに改善する本格的な方法

ESを自分で改善する、親や友人に見直しをしてもらう以外にも改善方法があります。
以下で紹介する方法は、本格的にESの改善が出来ますので試してみてください。
方法1・逆求人サイトを利用する
逆求人サイトとは、自分のプロフィールや自己PRをサイトに載せて、企業側から面接やインターンなどのオファーを待つサイトです。
就活生の4人に1人が逆求人サイトを利用していると言われています。
実際、その利用率に見合うだけのメリットはたくさんあるので、就活生は利用しておくべきサイトだと言えます。
逆求人サイトがESの改善に繋がる理由は下記の2点です。
- 企業からの反応が分かる
- リライトしていくうちに洗練された文章になる
それぞれの理由を説明します。
企業からの反応が見れる
企業の人がプロフィールや自己PRを見てオファーを出します。
そのため、より本番に近いプロフィールや自己PR作成が求められます。
優秀なプロフィールや自己PRはインターンや1次面接の免除など、たくさんのオファーをいただけます。
そのため、ESの改善や練習にはぴったりです。
リライトしていくうちに洗練された文章になる
逆求人サイトで評価を待ち、修正やリライトを繰り返していく事で、より洗練された文章を書けるようになります。
オファーが沢山くる文章を書けるようになると、ESでもその文章力は活きてきます。
ぜひ逆求人サイトを活用してみましょう。
方法2・就活ノートを作る
就活ノートとは就活で得られた有益な情報を整理してまとめたノートの事です。
人間は大事な事や有益な情報も忘れてしまいます。
ノートにしっかり書き記しておくことで企業の有益な情報を忘れずにES作成をすることが出来ます。
また、入りたい企業に勤めている先輩の就活ノートは、受かるESの情報が詰まっている優良なノートです。
借りる事が出来ればより良いES作成が出来ます。
就活生の半数以上が就活ノートを作成しているので、自分のESを改善するためにも就活ノートを借りてみましょう。