こんにちは、おぎつです。
毎年の就活で人気の金融業界は一番多くの学生を採用します。
3大メガバンクのみずほ、三菱UFJ、三井住友は約1500人で他の銀行も500人程度は採用します。
しかしこれは離職率が3割を超えるというキツさからこんなに大人数を採用しているとも言えますね。
こんなに多くの学生を採用するということは、インターンでも多くの人数を募集しています。
大きい銀行は参加すればするほど良いとされて、スタンプラリーとも言われていますね(笑)
ではこの銀行へのインターンの志望動機の例文や押さえておきたいコツをしっかりと紹介していきます。
銀行・金融業界のインターンシップ志望動機の受かる例文とNG例文
まずはNG例文から
【三井住友銀行のインターンシップNG例文】
私は、御行で貯蓄から投資へと移り変わる時代に変化している現代で、様々なニーズに応えていける御行だからこそインターンシップで学んでいきたいと思っています。
現在、学業では金融について学んでいるとともに少子高齢化という日本の抱える問題も意識して勉強しております。そのため、どんどんと高齢者が増えて年金だけでは暮らしていけなくなってしまうのではないか、その中で何ができるのかと考えたところ、投資について考えさせられました。投資と言っても1人でやることは難しいため、銀行が仲介して商品の紹介やサポートをすることで高齢者の老後を支えていけるのではないかと思いました。私は、その考えの中で全国に支店を広げており規模の大きい御行でインターンシップを体験し、この問題にどう取り組めばよいかを学びたいと思いました。
ダメなポイントは下線の部分です。
・様々なニーズに応えていける御行だからこそインターンシップで学んでいきたい
→様々なニーズにはどの銀行でも応えているし、他の銀行との差別化ができていないです。
これだと面接官に「他銀行でも用意してるよ?」とか思われる可能性がある。
・金融について学んでいるとともに少子高齢化という日本の抱える問題も意識して勉強しております
→銀行マンの方が金融の勉強に詳しいし、アバウトすぎる。勉強不足だと面接があるとまずい。
・全国に支店を広げており規模の大きい御行
→これも他の銀行のほうが店舗広げてるところあるし、決めての理由にしづらい。
では次に正しい例文です。
私は、貯蓄から投資へ移り変わる現代で、いち早く取り組める御行で投資を広められるようなリテール営業をインターンシップで学んでいきたいと思っています。
現在、ボランティア(アルバイトでも可能)で高齢者と触れ合う機会があるため、年金だけでは暮らしていけなくなってしまうのではないかという心配の声を聞くことがあります。その中で何ができるのかと考えたところ、投資について考えさせられました。投資と言っても1人でやることは難しいため、銀行が仲介して商品の紹介やサポートをしているということで高齢者の老後を支えていけるのではないかと思いました。
私はその考えの中で、貯蓄から投資という移り変わりにどのような営業を行っているか実際に学ぶと同時に、自らがその移り変わりを実現できる姿勢で取り組みたいため志望しました。
さっきと違い、三井住友銀行が推しているスピード感を志望動機に取り入れたり、ボランティアやアルバイトという具体的なエピソードを取り入れることでもっと印象づけしてみました。
もちろんもっとこれより良い志望動機はまだまだ書けると思うので、これを参考に自分でどんどん書いて見直しての試行錯誤をして行きましょう。
【まとめ】銀行・金融業界インターンシップの志望動機の3つのポイント
さっきの例文で違いはなんとなく分かったと思います。
ではまとめとしてインターンシップの志望動機の3つのポイントを教えておきます。
1,なぜうち(企業)なのかの結論を最初の1文でわかりやすく書く!
2,他に比べてなぜその会社じゃなきゃいけないのかを明確に!
3,志望動機と自分のエピソードなどの関係性もあるように書く!
これを意識して書いては次の日にもう一回見直して、また直していく作業をしていたら良い志望動機が書けるようになります。
初めは、「こんな文章とか言いまわしでいいのか、とか心配することがたくさんで書けない!」なんてこともありますが、それでは手を動かさないので良い志望動機はできません。
そんなにあまりにも会話のような文章にならなければ人事側も気にはしないので熱意を届けていきましょう。