どうも、文系+未経験でシステムエンジニアになったおぎつです。
就活時に基本情報を取るべきか迷っていたので、実際にSEになった後の視点で話していきたいと思います。
まず初めに僕が入った会社は、SE界では結構有名な会社だったのですが、ポテンシャル採用の学生ばかりでした。
情報系の大学の同期は、何人か基本情報を持っている人もいましたが、入社時にほとんどの学生は資格を持っていませんでした。
では、入社してシステムエンジニアになってから基本情報を受けていますが、普通の文系未経験の学生からしたら基本・応用情報の難易度と勉強時間は目安だとこれくらいです。
難易度と勉強時間
基本情報→1日2時間で毎日勉強して1か月くらい
応用情報→1日3時間で毎日勉強して1か月くらい
実は、基本情報も応用情報も午前は普通に勉強したら受かります。
なぜなら4択ですし、何周かしたら答え方も覚えてきて暗記すれば簡単だからです。
しかし、午後問題はアルゴリズムやネットワーク、セキュリティなど業務知識のような問題が多いです。
そのため勉強をして答えを見てもあまり理解しづらいです。
入社してから1~2年で受かっている人も、ただの資格を取るための勉強になっている人が多いです。
そのため、本当に役に立っているかといったら理解できてない人も多数います。
基本情報の資格はアピールによって有利・不利が変わる!
基本情報や応用情報資格を学生の頃から取っていると、すごいなと思う面接官(社員)は多いです。
しかし、逆に基本情報などの資格は役に立たないと思っている面接官(社員)も一定数います。
そこで大事になってくるのがアピールの方法です。
では実際にアピールポイントの良い例とNGな例を紹介しましょう。
- SEになるにあたって、どんなことをしているか知りたかったため、またはどの分野をやりたいか明確にしたかったため
- (プログラマ)プログラマになるにあたって、プログラムを打つ際に視野を広げて考えられるため
- (IT系の営業)売る際や顧客と接することを考えたら、もっとITの専門的な知識も学んでみたかったため。
- 仕事に役に立ちそうだから
- IT業界で取得が必須だから
やはり、たくさんの就活生が面接に来ますが、ただ有名なIT企業に入りたいだけの学生もいます。
そんな中、IT系の資格を取得している履歴書を見たら面接官の目に入ります。
結構の確率で資格を取った理由などを聞かれます(文系は特に)
そこで話すときの内容で合否が決まってしまうと言っても過言ではありません。
さきほどの良い例と悪い例のように、ただ何となく資格を取った学生と理由や明確な目的があって資格を取得した学生ではだいぶ違いますね。
【後悔】IT業界を目指す就活生として資格よりもやるべきだったこと
やはり日本の就活市場は、ポテンシャル採用が多いです。
そのため、資格は重要視されずにどれくらい優れた学生かどうかをアピールできた者勝ちになります。
『じゃあ、資格を取らずに何をすればいいのか?』という疑問が残ってしまいますよね。
僕がもう1回就活生として戻れるなら、以下の2つをやっておくべきだったと思います。
・ITベンチャー企業にインターンに行って、実際に業務を理解してみる
・IT系の社員にもっと話を聞いて、実際の業務理解やIT系の職種の細かい違いを比較すること
やはり、手を動かすということは自分の経験になって働くイメージが湧きやすいです。
インターン生でも、簡単な部分のプログラミングやテストケースを実行するなどできることはあります。
それらの経験をするだけでも、就活でアピールしやすくなります。
そして、もっと将来的なキャリアパスや企業について知るには社員に聞くことが大事です。
説明会だけでなく、僕はこれらの逆求人スカウトサイトで色んな業界に足を運びました。
理由は、普通の説明会だと時間がかかったり、自分が好きそうな大手企業にばかり行ってしまうからでした。
そのため、もっと時間を使ってIT業界の企業でも色んな職種を見て比較してみればよかったなと思います。
これから就活する学生は、いろんな企業の話を聞いて、耳を傾けすぎずに色んな企業を客観的に見れればと思います。