どうも、元就活生のおぎつです。
僕が就活生の頃に、選考フローや質問例・その企業の面接対策の情報収集で様々なサイトに飛ぶのが大変でした。
正直、その苦労で時間が取られるのはもったいなかったです。
ということで、選考フローから実際の内定者などの面接の質問例・対策などをこのサイトだけ見られるように様々な有名サイトから情報を収集してきました!
では早速、コマツの業界研究から見ていきましょう。
コマツの業界研究とホットトレンド・採用データをまず抑えよう!
普段あまり目にする機会のない建設機械ですが、資源開発やインフラ設備には欠かせず、工場などの新設に伴って需要が伸びるため、景気の先行指標として受注動向が注目される分野ですね。
建設機械といっても油圧ショベル、建設用クレーン、トラクター等様々な機械があります。
コマツはそれらすべてを扱う総合建機メーカーで、世界でもキャタピラー社(米国)と2大メーカーと言われます。
キャタピラーとの比較では、売上高はキャタピラーがコマツの2倍以上ですが、利益率はコマツの方が高いです。
キャタピラーが代理店に価格設定や在庫管理を任せるのに対し、コマツは代理店といっしょに管理をすることで値崩れを防いでいると言われています。
また、生産方法もキャタピラーが工場ごとに単一品種を集中生産するのに対し、コマツは一工場で多品種を生産するため、急激な需要変動に柔軟に対応でき、工場の稼働率を維持できるという違いがあります。
結果として、コマツの地域別販売比率(2017年度)は以下のようになっています。
- 北米:24%
- 中南米:14%
- 中国:7%
- 日本:14%
- その他アジア:13%
裾野を広げて、会社の経営安定に寄与していると言えますね。
その他の国内メーカーでは、コベルコ建機、ヤンマー、古河機械金属、日立建機、住友建機、等があり、それぞれ製品別に強みがあります。
コマツは世界No.2、日本No.1というシェアに安住することなく、国土交通省が推進する土木工事へのICT活用にも対応しています。
ITの活用や省力化を積極的に進めており、中小企業が多く、今後労働力人口の不足が予想される建設業界にとってなくてはならない企業といえます。
では、次に実際の選考について元就活生の声を見てみましょう。
【内定者・元就活生の体験談】コマツの選考フロー・質問例
実際に面接を受けた就活生や内定者の体験談から質問例や選考フローをまとめたのがこちらになります。
【選考フロー】
プレエントリー→ES→説明会→書類選考→面接(複数回)
※技術職は学校推薦あり
【セミナー】
・業界説明、企業紹介、社員の講演など一般的なものだが、会社説明会に参加しなければESを提出できない。
多忙、遠方の学生のためにWEB説明会も設置されており、それを見てもESの提出権は得られる。
【ES】
時期:3月から
(形式)リクナビ・マイナビ・キャリタス就活または自社ホームページよりエントリ-
・卒論(修士)論文概要(200字)、研究テーマ、ゼミを選んだ理由(300字)、趣味特技、応募職種、希望職種詳細(第3希望まで)、希望職種詳細で第1希望を選んだ理由(150字)、会社選びの軸(300字)、学生時代に頑張ったこと(30字)、それを頑張った理由(200字)、その中で工夫したこと(400字)
【筆記試験】
・テストセンターでSPIを受験(能力、構造把握、英語)
【1次面接】
・1次面接は若手人事。
・学生時代に力を入れたことがメインで20分強。
・志望動機も聞かれるが掘り下げた質問はあまりされなかった。
【2次面接】
・2次面接は人事課長で20分強。
これがきつく、逆質問から始まりパニックになった。
とりあえず適当に1つ目の質問をしてそれを答えてもらっているうちにしっかりとした質問を考えた。
その後も質問の回答に対して掘ってくることがあり、頭の回転の速さと瞬発力が求められた。
志望動機や選社軸などを深く突っ込まれる。
学生時代になぜそれを頑張れたのか、そのモチベーションを会社に置き換えたとき何がそれに当たるのか聞かれた。
【最終面接】
・最終面接の前に採用担当人事と面談があり、雑談のほか健康状態の確認、他社の選考状況や単位習得状況を聞かれた。
30分弱。
ここまで全て1:1。
・最終面接は年配の人事(部長クラス?)1:2で、雑談が多かった。
30分くらい。
まじめな質問も答えにくいものはなかったが、詰められた人もいたようなので2次面接までの評価で最終の内容が変わるのだと思う。
・毎回最後に逆質問の機会がある。圧迫は一切なく終始和やか。
【内定者・元就活生の体験談】コマツの選考の良かった点・悪かった点

【良かった点】
・1次~内定まで非常に速く、4日間で内定が出た。
・合格連絡は全て即日電話が来た。
・面接がとても和やか。
・コマツLIVE実機編で実際に91トン積みのダンプトラックなどに乗ることができてとても楽しかった。
・人事の方の対応が非常によく、緊張をほぐしてくれた。質問にも選考に関係なく何でも答えてくれた。
・連絡が早い、個人面接でちゃんと学生をみてくれていると感じた。
【悪かった点】
・経団連のルールを順守しているので面接開始が遅いため、1次の案内が5月中旬すぎに来た。
・経団連の方針に従っているため,やや遠回しな表現が多かった。
・説明会に参加しないとエントリーシート出せない、出席は自分で丸をつけるなどアナログな所。